私は環境問題は誰しもが目を向けているようで、向けていないというのが実状だと思います。
皆、誰しも悪気がある訳ではないが環境問題をもっと遠いものであるかのように感じているからなのでしょう。

ここでは代表的な環境問題について述べてみようと思います。

オゾン層、それは地球を包み込むフィルターのようなものです。このフィルターには生物にとって有害な紫外線の多くを吸収する働きがあります。
もしオゾン層が無くなれば人は紫外線を大量に浴び、皮膚ガンになり滅亡し、他の生物も生存しては行けないでしょう。
そのオゾン層には現在『穴』が空いています。これを『オゾンホール』とよびます。
人間が使用したフロン類という説もありますし、そうではないという説もあります。
しかしながら現在はフロン類の製造・使用・廃棄は制限されています。

オゾンホールは年々拡大していく傾向にあったのですが、最近の調査によるとオゾンホールは回復の傾向に向かっているといわれています。
しかしオゾンホールに関しての研究の歴史は非常に浅いため、これからも注目すべき問題であると私は思います。

人は息を吸い息を吐き、石炭や石油を消費し酸素を消費し生きています。
それは私達が生きてゆくには必要不可欠なことであり、誰の責任だと一概に言えるものでもありません。
しかしそれらは地球の温暖化と密接に関係しているのです。

特に石炭や石油に関しては消費する際に二酸化炭素を大量に発生させます。二酸化炭素の濃度が高くなる事はすなわち温暖化につながります。
このままの状態で人類が活動し続けると地球上の気温は上昇の一途を辿り、やがて破滅します。

環境問題において地球の温暖化は重要な問題の一つといえるでしょう。

森林は、地球上の大気循環や水循環の微妙なバランスを保つ上で重要な役割を果たしていて、その作用によって、私達人類をはじめ多くの生物が生きていくことができる温暖湿潤な地球環境がつくられています。

しかしその森林は私達人類の手によって減少の一途を辿っています。
木材は古くから現在に至るまで多種多様な使われ方をしてきました。ですから木材を使用して生活を送る事は避けては通れない道です。

以上の事からも非常に難しい環境問題の中の一つといえるでしょう。